おはようございます。安久です。
自分はあまりスマートフォンのカメラを頻繁に使うことはないのですが、当然これだけスマホカメラが高機能になっている訳ですから、反対にカメラ市場はものすごい勢いで縮小しているようです。
カメラの大手メーカーであるキヤノンは2019年12月期の売上高予想を従来予想から500億円下方修正。ニコンの2019年3月期決算は、カメラの販売不振で映像事業は前期比18%の減収でした。
そんななかで、富士フイルム社のインスタントカメラである「チェキ」の売り上げは右肩上がりのようで、2018年の年間総売上台数は1000万台を突破したとか。
日本だけではなく海外でも多くのチェキ愛好家がいるようで、スマホの拡大に無縁なのは、同じ写真でもデータでSNSなどで共有するのと、手元にすぐ現像されて現実世界で共有出来るのはまた違うのでしょうね。
チェキ用のフィルムも安定収入となっており、チェキの写真を手に取った写真をSNSに上げるという、本末転倒では?と思う話も流行しているようです。
現像技術や印刷技術を小さい機械に詰めた富士フイルムの技術の結晶なので参入障壁もあり、一人勝ちのようでこのデジタルの時代にアナログ商品で売り上げを伸ばすのは凄いことだなと感心してしまいました。
自社商品、自社サービスにいかに自信を持ってプロモーションしてきたかが容易に汲み取れます。うちも頑張りましょう!
明日は小野さんお願いします。