おはようございます。TS事業部小野です。
最近テレビで騒がれているレオパレス21の施工不良問題ですが、実は2017年から、あるテレビ番組で、その不正を報道していたことはご存知でしょうか?
33都道府県の入居者計1万4443人が3月末までに転居を強いられる事態に発展したこの問題。かねてより追及してきたのがテレビ東京の経済ドキュメンタリー番組「ガイアの夜明け」です。
レオパレス問題を過去3回にわたり報道してきました。2月5日に第3弾として、同社の施工不良の実態やその後の対応の不備を暴いたばかりでした。
「ガイアの夜明け」が最初に問題を取り上げたのは、17年12月26日の放送です。「スクープ取材!マネーの『魔力』」と題し、レオパレス21が賃料保証を守らずに一方的に減額していたことなど、契約トラブルを伝えていました。第2弾の昨年5月29日の放送では、今回、大問題に発展した違法建築疑惑を独自取材で突き止め、報じています。
同5月29日、レオパレス21側は「建築基準法に違反の疑いのあるものが発見されました」と発表しています。その後の調査をしたうえで、今年2月7日に「新たに法令違反が疑われる複数の不備が確認された」と追加発表しました。
レオパレス21といえば、人気タレントを使ったCMで知られ、テレビ局にとっては大スポンサーの一つ。にもかかわらず、3回にわたって物件オーナーや入居者の立場に立ち、この問題を報じた「ガイアの夜明け」にはドキュメンタリー番組としての強い意志を感じます。
同番組では、毎回企業が生き残る為の知恵やアイデアなども紹介していますので、ご興味のある方はぜひ一度ご覧になってはいかがでしょうか。
明日は金井さん、よろしくお願いします。